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ホーム2014年 プレス・リリース −ガートナー、「先進テクノロジのハイプ・サイクル: 2014年」を発表 デジタル・ビジネスに向けた動きが明確に

2014年9月3日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、「先進テクノロジのハイプ・サイクル: 2014年」を発表
デジタル・ビジネスに向けた動きが明確に


2014年、ガートナー・ハイプ・サイクルは20周年を迎え、
2,000を超えるテクノロジの成熟度を評価

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2014年8月11日 − ガートナーは「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2014年」を発表し、デジタル・ビジネスに向けた動きが今後の中心的なテーマになるとの見解を示しました。今回で20周年を迎えるハイプ・サイクルにおいて、ガートナーは、企業がデジタル・ビジネスの実現に向けて動き始める中で、適切なテクノロジを適切なタイミングで明確に捉え、導入することが不可欠であると述べています。

ガートナーのハイプ・サイクルは2,000を超えるテクノロジを119の分野にグループ化し、その成熟度、ビジネスへの貢献度、今後の方向性に関する分析情報を、企業の戦略/プランニング担当者に提供するものです。2014年には、新たにデジタル・ワークプレース、コネクテッド・ホーム、エンタプライズ・モバイル・セキュリティ、3Dプリンティング、スマート・マシンなどのハイプ・サイクルが加わりました。

ハイプ・サイクルの中でも先進テクノロジのハイプ・サイクルは最も歴史が古く、ビジネス戦略担当者、最高イノベーション責任者、研究開発 (R&D) リーダー、起業家、グローバル・マーケット・デベロッパー、先進テクノロジ・チームが先進テクノロジのポートフォリオを策定する際に考慮すべきテクノロジとトレンドが、業種横断的な視点で示されています (図1参照)。

ガートナーのバイスプレジデント兼ガートナー・フェロー、ジャッキー・フェン (Jackie Fenn) は次のように述べています。「先進テクノロジのハイプ・サイクルはガートナーのハイプ・サイクルの中で最も幅広く総合的なもので、特に高い関心を集めているテクノロジや、潜在的に極めて大きな影響力を持っているとガートナーが判断したテクノロジに焦点が当てられます。企業はこのハイプ・サイクルを利用することで、どのようなテクノロジが新たに登場しているのかを把握するとともに、デジタル・ビジネスへの変革というコンセプトを活用して、どのビジネス・トレンドが生み出されるのかを知ることができます」

ガートナーのバイスプレジデント兼ガートナー・フェロー、ハン・ルホン (Hung LeHong) は次のように述べています。「本年の先進テクノロジのハイプ・サイクルで中心となるテーマは、デジタル・ビジネスです。デジタル・ビジネスへの旅に足を踏み出す際に、企業は今日『先進的』と考えられているテクノロジを活用することになるでしょう。デジタル・ビジネスへの旅の中で自社が現在どの場所にいるのか、またこれからどこへ進んでいくべきなのかを把握することによって、今後自社が直面すると考えられる変化の大きさが決まるだけでなく、目標達成に向けて進んでいく上でどのテクノロジを組み合わせればよいのかが明確になります」

図1 先進テクノロジのハイプ・サイクル: 2014年


出典: ガートナー (2014年8月)

デジタル・ビジネスに向けたガートナーのロードマップでは、発展する6つのビジネス時代モデルが定義されています。企業はこれらのモデルによって自社の現在の位置を把握するとともに、未来に目を向けることができます。

デジタル・ビジネスの発展過程における6つのビジネス時代モデル

ステージ 1: アナログ
ステージ 2: Web
ステージ 3: E-Business
ステージ 4: デジタル・マーケティング
ステージ 5: デジタル・ビジネス
ステージ 6: オートノマス (自律型)

先進テクノロジのハイプ・サイクルでは、より新しいテクノロジに焦点を当てているため、本ハイプ・サイクルに含まれるテクノロジの多くは、後半の3つのステージすなわちデジタル・マーケティング、デジタル・ビジネス、オートノマスのステージに属するものとなります。

  • デジタル・マーケティング (ステージ 4): デジタル・マーケティングのステージでは、「力の結節」(モバイル、ソーシャル、クラウド、インフォメーションの強固な結び付き) が重要になります。消費者がソーシャル・コネクションを広げたり製品やサービスからより高い価値を獲得したりするために、マーケティング活動へ積極的に参加したいと考えているこのステージにおいて、企業はこれらの消費者とつながるための新しくより洗練された環境に焦点を当てることになります。製品やサービスの購入者は従来よりもブランドを重視するとともに、窓口としてモバイル・デバイスおよびソーシャル・ネットワークを好んで利用します。ビジネスの成長を目指す企業は、購入者に対する影響力の強化に取り組むことになります。デジタル・マーケティングのステージを代表するテクノロジは次のとおりです。

    ソフトウェア定義、立体ホログラフィック・ディスプレイ、ニューロ・ビジネス、データ・サイエンス、プリスクリプティブ分析、複合イベント処理、ゲーミフィケーション、拡張現実、クラウド・コンピューティング、NFC、仮想世界、ジェスチャ・コントロール、インメモリ分析、アクティビティ・ストリーム、音声認識


  • デジタル・ビジネス (ステージ 5): 力の結節後に到来する最初のステージがデジタル・ビジネスです。このステージでは人、企業、モノの統合に焦点が当てられます。このステージでは、モノのインターネットならびに、物理的世界と仮想世界の境界があいまいになるという考え方が強力なコンセプトとなります。物理的資産はデジタル化され、ビジネス・バリューチェーンにおいて、システムやアプリケーションなど既存のデジタル資産と同等の役割を果たすようになります。3Dプリンティングによって物理的なモノのデジタル化がさらに進められ、サプライチェーンと製造環境の変革を実現する大きな機会が創出されます。また、例えばバイタル・サイン (血圧や体温、脈拍) のような人の属性情報をデジタル化することも可能になります。このステージでは、(既にデジタル化が進んでいるといえる) 通貨さえも変革の対象となります (例えば暗号通貨)。力の結節にかかわるテクノロジの先へ進み、デジタル・ビジネスを実現したいと考えている企業が検討すべきテクノロジは次のとおりです。

    生体音センサ、デジタル・セキュリティ、スマート・ワークスペース、コネクテッド・ホーム、3Dバイオプリンティング・システム、アフェクティブ・コンピューティング、音声翻訳、モノのインターネット、暗号通貨、ウェアラブル・ユーザー・インタフェース、コンシューマー3Dプリンティング、マシン対マシン・コミュニケーション・サービス、モバイル・ヘルス・モニタリング、企業向け3Dプリンティング、3Dスキャナ、コンシューマー・テレマティクス


  • オートノマス (ステージ 6): 力の結節後の最後のステージがこのステージです。オートノマス (自律型) のステージにおいて、企業は人間と同様 (ヒューマンライク) な能力または完全に人間に代わる能力を提供するテクノロジを利用することが可能になります。自律走行車による人や製品の輸送、またコグニティブ・システムによるテキストの書き込みや顧客からの問い合わせへの回答などは、すべてこのステージを表すテクノロジの例です。競争力を高めるためにこのステージへ到達することを目指している企業が検討すべきハイプ・サイクルのテクノロジは、次のとおりです。

    仮想パーソナル・アシスタント、ヒューマン・オーグメンテーション、ブレイン・コンピュータ・インタフェース、量子コンピューティング、スマート・ロボット、バイオチップ、スマート・アドバイザ、自律走行車、自然言語による質疑応答システム

ハン・ルホンは次のように述べています。「ハイプ・サイクル上のテクノロジはそれぞれデジタル・ビジネスのいずれかのステージに分類されていますが、企業はこれらのグループ分けに制約されることのないようにしなければなりません。多くのアーリー・アダプター (早期採用者) が自律走行車やスマート・アドバイザなどの非常に先進的なテクノロジを導入していますが、これらの企業は同時にモバイル・アプリケーションなど『力の結節』に関連する分野の能力も高める努力を払っています ―― すなわち、より大きな視点から全体像を見渡すことが重要なのです」

先進テクノロジに関する詳細は「Hype Cycle for Emerging Technologies, 2014」をご覧ください ( http://www.gartner.com/document/2809728 )。本ハイプ・サイクルをはじめ、すべてのハイプ・サイクル・レポートへのリンクが記載されたスペシャル・レポートが http://www.gartner.com/technology/research/hype-cycles/ に掲載されています。

なお、前出のジャッキー・フェンとハン・ルホンは、来る10月28〜30日に東京・台場で開催する『Gartner Symposium/ITxpo 2014』のために来日し、デジタル・ビジネスに関連した提言を行います。

『Gartner Symposium/ITxpo』について
『Gartner Symposium/ITxpo』はCIOをはじめとするITリーダーが一堂に会する、世界で最も重要なITイベントです。このイベントでガートナーは、グローバルなITリサーチ/アドバイザリ企業として、中立・公正な立場から客観的かつ信頼性の高い知見を提示するとともに、主要なテクノロジ・ベンダー各社の最新ソリューションに触れることができる場を提供いたします。『Gartner Symposium/ITxpo』は、企業が自社の現状と将来の展望を検証、確認、再定義する上で非常に有意義なイベントとして高い評価を得ています。
『Gartner Symposium/ITxpo 2014』(10月28〜30日、東京) に関する詳細は、以下でご覧いただけます。 http://www.gartner.co.jp/symposium

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参考資料 【海外発プレスリリース】 本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。 http://www.gartner.com/it/section.jsp


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