
ベンダーの活動状況を追跡管理
既存のベンダーや新規参入ベンダー各社のビジネス活動は?ガートナーのベンダー・レーティングは、様々な市場で活動する主要なベンダーに焦点を当て、一貫性のある視点を提供することで、お客様が戦略を立て、実行を決定する支援をします。ガートナーのベンダー・レーティングが提供するのは、ベンダー各社の比較や市場の方向性を示す情報ではなく、各ベンダーの経営活動に焦点を当てた定点評価情報です。
ベンダー・レーティングの機能
ガートナーのベンダー・レーティングではベンダーの企業組織全体について、将来のビジョン実現に対するビジネス戦略、組織的能力、製品アーキテクチャ、新技術の応用力、マーケティング、財務管理体制などを評価します。
このベンダー・レーティングによって、ベンダーに対する様々な情報が入手できます。実現可能な戦略目標および業務遂行のための構造が確立されているか?企業戦略に沿った製品とサービスを提供しているか?顧客満足度は?顧客はビジネスの成功に必要な情報、リソース、サービスを利用できるか?
現在の財務状態は?マーケットシェア、投資実績、新規顧客やパートナーの獲得実績は?流通チャネルとサポート・チャネルはしっかりと管理されているか?
製品やサービスのユーザーであると同時に、ベンダーとの長期的な関係を持つ顧客の立場から、自社にとって何が重要なのかという視点に基づいて考える場合に、ガートナーのベンダー・レーティングは高い価値を発揮します。
評価の解釈
Strong Positive
製品、サービス、ソリューションを提供する堅実で安定したベンダー。市場の需要に適切に対応し、ベンダーが表明している戦略に沿ったソリューションを提供している。顧客は投資を続けるべきである。潜在顧客は、このベンダーを選択肢に加えるべきである。
Positive
いくつかの特定領域では強みを発揮するが、全体的には戦略的というよりも機会追求型である。顧客は今後も投資を継続できるが、追加投資についてはよく検討すべきである。潜在顧客は、このベンダーを戦術的選択肢の候補リストに追加すべきである。
Promising
特定の領域で潜在能力を示しているが、「Positive」となるまでにはベンダーまたはその取り組みが完全に進化、成熟に至っていない。顧客は状況の変化を注視し、最善と最悪両方のシナリオに基づいたプランを検討すべきである。潜在顧客は、このベンダーに伴う課題と機会の両方を考慮し、適切な意思決定を下すべきである。
Caution
いくつかの領域で課題に直面している。顧客は自社ビジネスへの潜在的なリスクの軽重を判断し、必要に応じて危機回避計画を考えるべきである。潜在顧客は、デュー・デリジェンス(事前調査) の一環としてベンダーが抱えている課題に注目すべきである。
Strong Negative
多くの領域で問題に対応できていない。顧客は可及的速やかに撤退し、別のベンダーを探すべきである。潜在顧客は、他に選択肢がない場合にのみ、このベンダーを検討すべきである。
ガートナーは、新規参入ベンダーを反映できるようにベンダー・レーティングを定期的に更新、公開しています。またガートナーの最新の意見や評価を反映できるようにレポートも逐次更新しています。
メリット
- 既存ベンダーや新規参入ベンダー各社の能力、リスクを把握
- ベンダーのビジネス活動に影響を及ぼす要因を理解
- 主要ベンダーとの購買や契約更新の意思決定を支援
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