米国コネチカット州スタンフォード発 - 2018年1月26日 - ガートナーは本日、2017年の主要電子機器メーカーの半導体需要に関する調査結果を発表しました。Samsung ElectronicsとAppleは2017年も半導体ベンダーにとって最大の顧客としての地位を堅持し、両社の半導体需要の合計は世界全体の19.5%を占めました。SamsungとAppleの2社を合わせた需要は、2016年に比べて200億ドル以上増加し、合計818億ドルもの半導体を消費しました。
ガートナーのリサーチ主席アナリスト、山地 正恒は次のように述べています。「SamsungとAppleはそれぞれ1位と2位の地位を維持しているだけでなく、2017年全体を通じた半導体消費におけるシェアを飛躍的に伸ばしました。両社とも2011年以降トップの座を守っているとともに、半導体業界全体における技術と価格のトレンドに大きな影響を与え続けています」
2016年の上位10社中8社は2017年も上位10社に残り、上位5社は同じ順位を維持しています。LG Electronicsは上位10社に返り咲き、そのすぐ次に前年比17億ドル増の成長を遂げたWestern Digitalが新たにランクインしています。前年比57億ドル増のBBK Electronicsは1ランクアップの6位となりました。