米国コネチカット州スタンフォード発 - 2017年8月15日 - ガートナーは「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2017年」を発表し、企業が今後5~10年にわたってデジタル・エコノミーの世界で生き残り、成功することを可能にする、3つの大きなメガトレンドを明らかにしました。
3つのトレンドとは、どこでも人工知能 (AI) となる世界、透過的なイマーシブ・エクスペリエンス (没入型の体験)、デジタル・プラットフォームです。これらのトレンドは比類のないインテリジェンスを提供すると共に、まったく新しい体験を創出し、企業・組織が新たなビジネス・エコシステムとつながることを可能にする礎となるでしょう。
ハイプ・サイクルの中でも最も歴史の古い本ハイプ・サイクルは、ビジネス戦略担当者や最高イノベーション責任者、研究開発リーダー、起業家、グローバル市場の開発担当者、先進テクノロジ・チームなどが先進テクノロジのポートフォリオを策定する際に考慮すべきテクノロジとトレンドを、業種横断的な視点から提示しています。
「先進テクノロジのハイプ・サイクル」は数あるハイプ・サイクルの中でも独特のもので、2,000を超えるテクノロジの中から知見を抽出し、注目すべき先進テクノロジおよびトレンドとして簡潔にまとめ、提示しています。本ハイプ・サイクルでは、今後5~10年の間、高度な競争優位性をもたらすであろう一連のテクノロジに特に焦点が当てられています (図1参照)。