ガートナー ジャパン株式会社 (所在地:東京都港区、代表取締役社長:日高 信彦) は本日、日本におけるロボティック・プロセス・オートメーション (RPA) に関する市場動向と調査結果を発表しました。
RPAに関しては、その実態や使われているテクノロジの先進性や成熟度、適用可能な用途、日本市場でビジネスを展開しているベンダーや製品、導入事例などについて、多くの企業から問い合わせが寄せられています。2017年5月に実施したWeb調査の結果、先行する国内企業の導入事例が増えているものの、RPAを「既に導入済み」と回答した企業の割合は全体の14.1%で、まだ普及はそれほど進んでいないことが明らかになりました。一方で、「導入予定/検討なし」と「分からない」を合わせると、全体の60.4%となり、明確な導入の意思を持ち合わせていない企業が6割に達する結果となりました (図1参照)。