ガートナージャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下ガートナー) は、IT部門が経営トップからビジネスの拡大にあまり寄与していないとみられている、とのサーベイ結果を発表しました。
IT部門の多くは、一般的に社内でコスト・センターと見なされ、ビジネス価値を高める組織だとは認識されていません。ガートナーが2019年5月に日本のIT部門の部長職以上を対象に実施したサーベイにおいて、「ITリーダー自身は、経営トップがIT部門をどのように位置付けていると考えているか」と尋ねたところ、企業の経営トップの9割がIT部門をビジネスのバックアップ組織 (サポート役) であるとみており、ビジネスの拡大に不可欠な存在 (リード役) とはみていないことが判明しました。一方で、少数ではあるものの、経営トップがIT部門をビジネス拡大に不可欠な組織 (リード役) とみている企業も存在します (図1参照)。