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プレスリリース

2021年10月28日

Gartner、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2021年」を発表

「Gartner IT Symposium/Xpo 2021 」 (11月16~18日) において、アナリストが最新トレンドや指針を解説

ガートナージャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下Gartner) は、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2021年」を発表しました。

Gartnerのハイプ・サイクルは、イノベーションが過度にもてはやされる期間を経て幻滅期を迎え、最終的には市場や分野でその重要性や役割が理解され進化する共通のパターンを描いたものです。CIOやITリーダーをはじめとした企業の担当者が、イノベーションの成熟度と今後の可能性を追跡する支援となるよう、さまざまな領域に関する100本以上のハイプ・サイクルを世界で毎年発行しています。

日本市場に特化した本ハイプ・サイクルは、ビジネスに重要なインパクトや破壊と創造をもたらすテクノロジを、ITインフラという視点から取り上げています。アナリストでバイス プレジデントの鈴木 雅喜は次のように述べています。「2021年版の本ハイプ・サイクルでは、新たに16の項目を追加しています。今までにない大幅な追加であり、デジタル化のトレンドがさらに加速して、企業のビジネスに大きな影響を及ぼす重要なテクノロジ群が未来へ向けさらなる変化の時を迎えていることを反映したものです。2021年版で取り上げている項目は、未来志向型と捉えられるインフラスラクチャを中心とするテクノロジや、トレンドとなっているキーワードであり、今後すべての企業にとって重要となるものです」 (図1参照)。

図1. 日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2021年

出典:Gartner (2021年10月)

2021年版の本ハイプ・サイクルでは、「NFT (非代替性トークン)」「スマート・ワークスペース」「IoTエッジ・アナリシス」などが「過度な期待」のピーク期に位置付けられています。今回新たに追加したテクノロジやコンセプトには、「人間中心のAI」「人間中心のデザイン」「イマーシブ・エクスペリエンス」「デジタル倫理」など、人を中心としたデジタル化の考え方に関わる重要項目が含まれており、一方で新たなテクノロジ「6G」や「振る舞いのインターネット」「トランスフォーマー (NLP)」なども登場しています。デジタル化のトレンドは日本でも加速していますが、これは単にテクノロジの追求を意味するのではありません。テクノロジに対し、今まで以上に「人」を中心に据えた (「People-Centric」な) 考え方や使い方をすべきです。他方で、テクノロジの動きは速く、油断するとトレンドに置いて行かれる状況が継続しているため、注意が必要です。

2020年版の本ハイプ・サイクルでは、「ブロックチェーン」と「人工知能」が幻滅期の谷に向かっていましたが、2021年版では前者は谷底近くまでポジションを進め、後者は本格的な普及期に入りました。また、2020年版で黎明期の上昇フェーズに位置付けられていた「汎用人工知能」は、2021年版でも黎明期にとどまっています。

鈴木は次のように述べています。「本ハイプ・サイクルに含まれるテクノロジ/コンセプトの導入に際しては、その目的や最適なタイミングが企業によって異なることに注意すべきです。イノベーターやアーリー・アダプターは、新しいテクノロジを早期に試験導入し、自ら経験を積みながら成果を速やかに生み出そうとしています。デジタル・ビジネスの時代においては、ユーザー企業であっても自らテクノロジを『運転』する (自分たちで駆使する) ことで、競争をリードする必要があると留意すべきです」

Gartnerのサービスをご利用のお客様は、リサーチノート「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2021年」で詳細をご覧いただけます。ハイプ・サイクルについてはリサーチノート「Gartnerのハイプ・サイクルを理解する」でも解説しています。
日本で提供しているサービスについては、こちらよりご参照ください。https://www.gartner.co.jp/ja/products

Gartnerは来る11月16~18日に、「Gartner IT Symposium/Xpo 2021」をバーチャル (オンライン) で開催します。Gartner IT Symposium/Xpo 2021では、CIOがどのように逆境に対処するか、また事業を継続していくためのデジタル・ビジネス戦略立案ツール/テクニックをどのように見つけていくかについて、さらなる分析を紹介します。ITエグゼクティブは、本コンファレンスに参加することにより、ビジネス課題の解決とオペレーションの効率化を目的としたIT活用法についての知見を得られます。本プレスリリースに関連した最新テクノロジやトレンドについては、テクノロジ・イノベーションのトラックの講演を中心に解説します。コンファレンスのニュースや最新情報は、Twitter (#GartnerSYM) でもご覧いただけます。

Gartnerについて

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