2025年8月19日

Gartner、「日本における未来の働き方と人材のハイプ・サイクル:2025年」を発表

「ガートナー  デジタル・ワークプレース サミット」(8月27~28日) において、アナリストが未来の働き方に向けて押さえておくべき最新トレンドや指針を解説

 

ガートナージャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下Gartner) は、「日本における未来の働き方と人材のハイプ・サイクル:2025年」を発表しました。

かつてないほどの激しい変化の時代にあって、企業は、デジタル・テクノロジを経営戦略に組み込み、ワークプレースを短・中・長期的な視点で進化させる必要に迫られています。

ディレクター アナリストの針生 恵理は次のように述べています。「生成AIAIエージェントといったテクノロジは、人の働き方を大きく変える可能性があり、これを駆使できる企業はワークスタイルを時代に合うものへ変化させ、さらなる成長や持続可能性を実現できます。企業は、柔軟で快適な働き方を実現すべく積極的に取り組み、優秀な人材を引き付け、競争力を維持する必要があります」

本ハイプ・サイクルでは、働き方を広く捉え、1) ワークプレース・インフラストラクチャの近代化、2) 人や組織の在り方、人材育成、3) 新たな働き方を支えるもの、4) 新興技術、デジタル・トランスフォーメーション (DX) 関連、の4つの観点から特に注目すべき33のテクノロジやトレンドを取り上げています (図1参照)。

図1. 日本における未来の働き方と人材のハイプ・サイクル:2025年
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出典:Gartner (2025年8月)

2025年版の未来の働き方と人材のハイプ・サイクルにおいて、注目すべき点は以下の2つです。

1)   テクノロジやトレンドの多くにAI関連のテクノロジが組み込まれるようになっています。例えば、ワークプレースの近代化では、AI PCやAIによる音声認識議事録作成ツール、新たな働き方では、日常型AIやAIエージェント、ノーコード・エージェント・ビルダーなど、AIが組み込まれたものが多く、AIと共生する時代の働き方がより明確になりつつあります。

2)   人材や組織に関するトレンドの進化:社内人材をスキルベースで管理する社内人材マーケットプレースや仕事と成果を結び付けるアジャイル・ラーニング、AI学習におけるAIリテラシーなど、人材と育成に関するさまざまなトレンドの重要性が増しています。

Gartnerは、いつでもどこでも柔軟に働き、テクノロジや適切なアプローチで仕事の質や生産性、俊敏性を高めるデジタルな仕事空間をデジタル・ワークプレースと呼んでいます。単なるデジタル化とは異なり、人や組織の在り方も含めた企業の成長や革新戦略の一環として実現されます。

多くの企業では、日常的なハイブリッド・ワークを受け入れつつ、さらに進んだ未来の働き方を再考する機会が到来しています。ここでは、人を中心とした働き方や働く環境をビジネス部門や人事部門などと議論し、自社を魅力的な企業とすることが不可欠です。そのためにもデジタル・ワークプレースを変革するテクノロジとその活用スキルの重要性が増しています。

針生は次のように述べています。「未来の働き方は、テクノロジのイノベーションと働く人材の進化により、今とはまったく異なるものとなります。デジタルを前提にした『より良い』ワークプレースを創造するために、未来の働き方として、デジタル・ワークプレースのイノベーションを推進するテクノロジ・イノベーションのリーダーは、本ハイプ・サイクルを通じて革新的なテクノロジに焦点を当て、本領域のイノベーションの成熟状況を確認し、戦略的に導入を検討すべきです」

Gartnerのハイプ・サイクルは、イノベーションが過度にもてはやされる期間を経て幻滅期を迎え、最終的には市場や分野でその重要性や役割が理解されるという段階を踏まえて進化する共通のパターンを描いたものです。イノベーションの成熟度と採用度、それらが実際のビジネス問題の解決や新たな機会の活用にどのように関連するかを図示しています。個々のイノベーションの中には、特定のテクノロジもあれば、方法論と戦略、運用と利用のモデル、管理技法と標準、コンピテンシ、機能などの広義なトレンドや概念もあります。Gartnerは、企業が1,500を超えるイノベーションの成熟度と可能性を追跡できるよう、毎年、さまざまな領域で100以上ものハイプ・サイクルを発行しています。

Gartnerのサービスをご利用のお客様は、リサーチノート「日本における未来の働き方と人材のハイプ・サイクル:2025年」で詳細をご覧いただけます。デジタル・ワークプレース関連では、本ハイプ・サイクル以外にも「日本におけるデジタル・ワークプレースと従業員エンゲージメントのハイプ・サイクル:2025年」を発行しています。
日本で提供しているサービスについては、こちらよりご参照ください。https://www.gartner.co.jp/ja/products

日本のITエグゼクティブ向けのニュースや最新情報は、GartnerのXLinkedInFacebookでも案内しています。最新のプレスリリースや記事、ウェビナー情報については、ニュースルームよりご参照ください。

ガートナー デジタル・ワークプレース サミットについて

Gartnerは来る8月27~28日に「ガートナー デジタル・ワークプレース サミット」(会場:ウェスティンホテル東京) を開催します。本サミットは、「デジタル・ワークプレースの未来を描き、従業員の可能性を引き出すのは今」をテーマに、ITリーダーやデジタル・ワークプレースに携わるリーダーが押さえておくべき重要トピックに関する最新トレンドや知見を提供します。前出の針生をはじめとした国内外のアナリストが登壇します。コンファレンスのニュースと最新情報は、XLinkedInFacebookでご覧いただけます (#GartnerDW)。

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