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お客様へ
企業のアプリケーションを取り巻く環境が大きく変化しています。アプリケーション開発の領域では、ローコード/ノーコード・ツールやテスト自動化ツールの採用が進みつつあることに加えて、AI技術がテストやプログラミングの領域でも実用化されるようになってきました。こうした開発テクノロジの進化により、開発する行為そのものが簡易になると期待される一方で、企業の開発の現場では、従来の開発の在り方を変革することに大きな困難が伴います。ビジネスの足かせとなりつつあるレガシー化した大規模な基幹系アプリケーションの近代化は容易ではありません。アジャイル型の開発手法においても、企業のさまざまな仕組みが普及の障害となり得ます。内製化へ舵を切る企業も見られますが、IT人材の不足から、多くの企業にとってIT人材の確保も難しい状況です。さらに、人材を確保した後は、育成・定着を図らなければなりませんが、それも簡単なプロセスではありません。そして従来の仕事の仕方に慣れている人の意識を変えることも容易ではありません。
今日、日本企業の多くが、そうした問題にようやく目を向け、状況の改善に取り組み始めました。自社のビジネス戦略を踏まえて、ビジネス・ケイパビリティ、既存アプリケーションの整理、近代化方針の設定、開発案件のビジネス戦略とのマッチング、新たな開発テクノロジや手法の採用を検討する企業が徐々に増えつつあります。私は、そのような課題に取り組むユーザー企業のアプリケーション・リーダーにとって有益な情報やアドバイスを提供します。
担当分野
関連キーワード
アプリケーション開発、アプリケーション戦略、近代化、標準化、効率化、管理、ガバナンス/統治
実績
<レポート>
<講演・プレゼンテーション>
略歴
外資系システム・コンサルティング・ファーム、外資系証券会社、生命保険会社、電話会議サービス会社、米国系証券などの受渡・決済サービス会社にて、システム開発、プロジェクト・マネジメント、プロダクション・サポート、アカウント・マネジメント、また管理部門のジェネラル・マネージャーなどの業務に従事した後、2011年3月より現職。主にアプリケーションの標準化、近代化などに関わるアプリケーション・ガバナンスについてのアドバイスと提言を行っている。
早稲田大学商学部卒。